学生生活の支援
- Q1. 入学して直ぐは何も分からなく不安です
- Q2. 大学ではひとりで自分の行動を決めていかなければならないのは不安です
- Q3. 大学の授業料免除など,経済的な負担軽減の支援はありますか.
- Q4. 授業料免除制度などの他に,どのような福利厚生がありますか.
- Q5. 健康面や精神面など,誰かに相談できますか.
- Q6. 企業で行われている仕事を知る機会はあるでしょうか.
- Q7. 卒業研究とはどんなものでしょうか? 何かサポートはあるのでしょうか.
Q1. 入学して直ぐは何も分からなく不安ですが,どうしたらいいのでしょうか.
A1. 入学式の翌日,学科主催の「新入生オリエンテーション」を開催します.授業カリキュラムや学生生活に関するヒントなどを説明し,高校時代から大学生活へスムーズに移行できるように指導します.
保健管理センター
A2. 基本的には,大学生は一人前の大人と扱われます.その自覚と責任を持つことが大切です.ただし,学業修得面のサポート役としてチュータ制度を採用しています.「チュータ」とは個人指導教授の意味ですが,1人の教員が約10名の学生の担任になり,学生の単位取得状況を把握するとともに,前期と後期が終わった時期にそれぞれの成績表を学生へ手渡し,個別指導を行っています.また,チュータは学生生活面での種々の悩みについても相談にのっています.必要であれば,大学の「保健管理センター」の専門の医師に相談することもできます.
Q3. 大学の授業料免除など,経済的な負担軽減の支援はありますか.
A3. 経済的理由等のため授業料納入が困難な者,成績優秀者,および正課外活動優秀者に対して,選考の上,授業料免除の制度が設けられています.また,提携先の山陰合同銀行から,授業料相当額の融資を受けることも可能です.さらに,日本学生支援機構やその他の団体から奨学金を受けることもできます.
学生食堂
書籍売場
A4. 島根大学には学寮が設置され,選考の上,入寮することができます.下宿や貸間,アルバイトについては,島根大学生活協同組合が斡旋しています.また,福利厚生施設としては,大学会館,食堂,喫茶店,売店,書籍売り場などがあります.大学会館は,教員と学生の交流の場,学生の課外活動の場として活用されています.学生食堂では,家庭的なおふくろの味を盛り込んだ豊富なメニューが提供され,朝食,昼食,夕食に利用することができます.書籍売り場では,10%引きで教科書を購入することができ,通信教育や新聞購読の申し込みができます.
Q5. 親元から離れて下宿生活を送ることになり,健康面や精神面の管理に不安があるのですが,問題が生じたときに誰かに相談できますか.
A5. 入学式の前後に,皆さんは最初の定期健康診断により無料で身体の健康状態をチェックすることになっています.また,年一度の定期健康診断を受けることができます.急な病気やケガ,さらには心身の健康相談や心の相談などにも,A2の「保健管理センター」の専任医師や校医(内科医)が対応してくれます.
Q6. 大学時代に,実際に企業で行われている仕事内容を知る機会はあるでしょうか.
A6. 学生時代に,企業での仕事を体験する制度があります.このような制度を「インターンシップ」と言い,3年生頃からインターンシップ制度を活用し企業体験をすることを勧めます.すなわち,大学で学んだことが企業ではどのように生かされているのかを知れば,大学で学ぶ意欲が一層増すからです.また,自分の適正を大学時代に見つめ直し,自分に合った企業を見つけることもできるという点で,インターンシップ制度の意義は大きいと思います.
Q7. 4年生に行う卒業研究が自分でやり遂げられるか不安です.何かサポートはあるのでしょうか.
A7. 3年生までに学んできた授業科目や自分の将来の方向性に沿った卒業研究を選択するのが理想的です.そのため,3年生の終わりに,研究室の説明会と各研究室の見学会が開催され,各研究室の研究内容を詳しく知ることができます.それをもとに,どのような卒業研究を行うかを決めることができます.卒業研究での苦労は,必ずや,就職してからの仕事に役立つことでしょう.